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8月5日に「地域防災連絡会議」が行われました。
富士宮市源道寺区・田中区からそれぞれ地区防災役員4名と市から担当
職員6名、本校からは管理職を含め6名が参加しました。
市からは、地震発生時には、要救助者の発見を迅速に行うために避難出
来た世帯では 黄色いハンカチ を玄関などわかりやすいところに縛る必要を
訴え、また今年は、避難時に要介助者に専用ベストが市防災倉庫に配備さ
れたとの報告がありました。
校内駐車場がトイレ設置場所になるため、避難時には要介護者の避難以
外は、車での避難をしない事を確認しました。
地震発生後は上下水道の状況が分からないので、衛生面を考え、避難所
では施設内の便所使用を禁止します。(上下水道の復旧まで)
そこで、震災時、利用できるトイレは仮設トイレ(市防災倉庫に「車いす用」
×1、「普通」×2)、と「マンホールトイレ」×12(下水に流せない時でも、便袋を
利用すれば仮設トイレ同様使用可)です。
今回、平成26年2月に富岳館高校に新しく設置されたマンホールトイレの
設置訓練を行いました。暑い屋外で、汗をかきながらも、実際に災害が起き
た時を思い描きながら各自、 トイレの組み立てに力を入れました。トイレは
全部で12基、内1基は車イス用トイレが用意されています。ペーパーホルダ
ーや人感センサーライトが完備され、ロープで固定するため風にも強い。上
水道が通じてなくても、下水道が通じていれば井戸水を利用して流すことが
出来るマンホールトイレが配備されていることは、非常に心強いものです。
今回の会議や訓練を通して、各家庭で飲料水・非常食の備蓄とともに、ビ
ニール袋タイプの便袋の備蓄、避難所の具体的な運営への準備が必要で
あると具体的に感じられました。
(総務課 防災担当)
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