11月16日(月)、生物生命系列動物コースの2年生が「畜産」の授業において、日本盲導犬総合センター「盲導犬の里 富士ハーネス」を訪ねて校外学習を行いました。
ワゴン車とトラックに分乗して出発です。
「富士ハーネス」は、富士山が間近に見える富士宮市人穴にあります。
「大沢崩れ」がはっきり見え、迫力を感じます。
係の方から、施設を案内していただきました。
引退した盲導犬が過ごす建物
盲導犬は約10歳(人間でいうと60歳くらい)で引退するそうです。
盲導犬を希望する人と犬が一カ月間合宿する施設(右) 5室あるそうです。
盲導犬のデモンストレーションをみせていただきました。
盲導犬の役割や訓練の様子などをわかりやすく説明してくださいました。
交差点や幅の狭いところ、段差など、しっかり教えてくれます。
駅のホームなど、進んではいけない場合には、犬が身体を張って守ってくれます。
犬のなかでも大型犬が選ばれる理由だそうです。
足元だけでなく、ぶつかりそうな障害物も見つけて避けるよう訓練されています。
全国で盲導犬は現在909頭、視覚障害のある方は約30万人いらっしゃるそうです。
まだまだ足りていないのが現状です。盲導犬の訓練に係る費用の約9割は大勢の方々からの寄付金で賄われているそうです。
訓練した犬のすべてが盲導犬になるというわけではなく、犬の幸せを第一に考え、盲導犬として「嬉しい、楽しい」思える犬しかなれないということを教えていただきました。
デモンストレーションで活躍したPR犬の「ドナ」が、お見送りしてくれました。
 とても有意義な校外学習になりました。ありがとうございました。
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