２年次生は、各ＨＲで活動しました。
２２ＨＲでは、日めくりカレンダーづくりのための準備を行っていました。
３年次生は、武道場に集まり、３１ＨＲ副担任の国語科臨時講師、春藤先生からのお話を聞きました。
「私は、高校時代に勉強に躓きました。特に英語が苦手で、勉強しているよりもゲームをしているほうが楽しかったです。しかし、国語に出会い、古典の楽しさに気づき、純粋な勉強の楽しさに没頭しました。
勉強は「教えてもらう」姿勢も大切です。しかし、そのままでは知識をインプットするだけで（知識をおぼえるだけで）勉強が楽しくなくなってしまうと思います。アウトプットして思考することで楽しい学びにつながるのではないでしょうか。
３年生の皆さんはあと４ヶ月で卒業です。進路が決定した人もいることでしょう。しかし、残りの時間、勉強しなくてもよいと考えてはいけません。それは、「教えてもらう」姿勢に他なりません。卒業後に携わる専門的な知識を、本を読んでみたり、ネットで調べてみたりして勉強しましょう。自分に質問を投げかけ、自分で答えを出してみてください。誰かに教えてもらおうとしてはいけません。「自分の真の先生は自分自身」だと思い、勉強を楽しんでみてはいかがでしょうか。残りの高校生活が、皆さんにとって有意義になることを祈っています。」
その後、３年次生は正面玄関前に移動して、集合写真を撮影しました。
入学したての頃、真新しい制服に身を包み、緊張した面持ちでこの場所に立ち、同じように集合写真を撮影しました。あれからもうじき３年。それぞれ成長を振り返りつつ、さまざまな思い出が、走馬灯のようによみがえってきます。
残りわずかとなった富岳館での高校生活を、有意義なものにしてください。
「一人ひとりが主人公」 富岳館高校
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