3月1日(月)、令和2年度 第119回 卒業証書授与式を挙行しました。

開式前、入学してからの今日までの学校生活の様子を編集した映像を上映しました。
 入学式時の写真、緊張した面持ちで始まった高校生活のことが思い出されます。
コロナ禍で参観いただける機会が少なく、生徒たちが何事にも生き生きと取り組んできた様子をご覧いただきました。
卒業生入場


卒業証書授与

 呼名を受けた際の声の大きさに、感謝の気持ちやこれからの決意などが込められていました。
表彰 三ヶ年皆勤の43名を表彰しました。
校長式辞
 「コロナ禍の大変な状況にあっても、皆さんは本当にひとりひとり輝いていました。送る言葉として、講話でも紹介した『微差は大差』をあらためてお話しします。
「自分から挨拶する」「職場や学校へ少し早く着くようにする」「自分のやることに少しこだわりをもって取り組む」など、ひとつひとつは決して難しいことではないし、誰でもできることですが、こうした「微差」を積み上げていくと、やがて大きな成果を生み出すことになります。まずはこつこつと、自分にできる「微差」を積み上げていってください。時に困難な場面に突き当たることもあるでしょう。しかし、こころがけひとつで「ピンチをチャンス」に変えられます。常に「笑顔と感謝の心」を忘れずにいれば、きっと乗り越えていけると思います。私たちは、これからも皆さんにエールを送り続けます。」
来賓祝辞
 来賓を代表して、PTA会長吉田様から御祝辞をいただきました。同窓会長桑原様、後援会長金田様から温かな応援のお言葉をいただきました。
卒業のことば 卒業生代表の菊池さん
 「一番心に残っているのは、台湾への修学旅行です。台湾の歴史と文化、食べ物など、大変思い出深いものとなりました。三年次に進級すると同時に新型コロナによる休校、一番楽しみにしていた体育祭も中止となってしまいました。秋の芙蓉祭では、一般公開はできませんでしたが、これまでとは違う形で校内展示やステージ発表を行い、自分たちのチームはダンスを披露しました。コロナ禍の文化祭でしたが、例年に劣らず素晴らしいものとなりました。将来の夢を叶えることができたのは、先生方をはじめ家族のおかげだと感謝しています。卒業に際し、新たな進路への期待の一方で、友人たちとの別れに寂しさを覚えずにはいられません。富岳館高校がこれからも素晴らしい歴史を刻んでゆかれますようお祈りして卒業のことばとさせていただきます。」
 閉式の後、卒業生が立ち上がって後方の保護者席を向き、保護者へのことばが述べられました。これまで育ててくれた保護者への感謝の気持ち、社会へ出ていくことへの自覚、これからの意気込みなど、心を込めたメッセージに、会場全体が感動で包み込まれていました。
卒業生退場
 拍手に送られ、卒業生が体育館を後にしました。
御卒業おめでとうございます。
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