9月8日(水)夕方、農場で飼育している黒毛和牛の「みさ」が発情を迎えたことから、初めての人工授精を行いました。
人工授精師の森本様にお願いし、人工授精をしていただきました。
 凍結保存された精子の入った容器や器具などを準備します。
 直腸検査で膣や子宮の状態を確認します。
人工授精に適したタイミングであることから、施術を開始しました。

液体窒素で凍結保存された精子の入った管を取り出し、ウシの体温に近い温度で解凍します。

 素早く作業し、専用のハサミで管の先端を切り取ります。
注射器のような器具を使って挿入し、精子を送りこみます。

 無事に人工授精が終了しました。
約40〜60日後、妊娠しているかどうかがわかるそうです。
 畜産コース3年次生「ウシ班」の生徒たちが、終始熱心に観察していました。
人工授精師の森本様、ありがとうございました。
「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」☆富岳館高校
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