この整備は、国の事業によるもので、デジタル化対応装置の環境を整備することにより、最先端の職業教育を行う「スマート専門高校」を実現し、地域の産業界を家人する人材を育成することを目的としています。
本校では、商業(情報ビジネス系列)、工業(工業テクノロジー系列)、農業(生物生命系列)の整備が行われました。
【情報ビジネス系列】
本館棟2階の「多目的室」を改修し、「ボード一体型電子黒板機能付きプロジェクター」8台、指導者用PC、生徒用PC32台、A1大判プリンターなどを導入しました。
これにより、会計ソフト、画像処理ソフト、プログラミングソフトを活用することができるようになります。また、各自が制作した作品をホワイトボードに投影し、プレゼンテーションを行うことができます。

実社会で活躍できる人材育成につながることが期待されます。
【工業テクノロジー系列】
実習棟「コンピュータ実習室」に、ワークステーション23台、プロジェクタ、レーザー加工機、A1大型プリンタ等を導入しました。
また、「環境制御室」「講義室」「製図実習室」に、プロジェクタを設置しました。
設計会社や建設現場で使用されている3DCAD関連の実習を行うことができるようになります。設計からプレゼンテーションまで、一連の作業が可能となり、思考力判断力表現力が養われることが期待でき、学びの質が向上します。
【生物生命系列】
農場の温室に、「養液栽培装置」を導入しました。センサーで重量を測定し、温室全体で統一して必要な時に必要な分量の養液を供給することができます。
使用方法の説明を受ける先生方も、ハイテクな装置に感心し、実際の栽培を開始するのが楽しみな様子でした。

また、別の温室に暖房機を設置しました。灯油を燃焼させ、温室内の温度を制御する装置で、温度調節することにより、寒冷期でも栽培実習が可能になります。
あわせて、温室のカーテン、フィルム等を新調し、温室全体の機能が向上しました。

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」☆富岳館高校
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