本校の上野先生が教職員等海外派遣研修(英語教育コース:6ケ月)により、
6月18日〜12月10日の半年間、カナダのオタワ大学で語学教育の勉強をし
ています。8月24日にカナダより報告がありました。以下の文章は現在の近
況です。
みなさん、お元気ですか。トロントでの約2カ月の語学研修を無事終了すること
ができました。久しぶりに学生に戻り、新鮮な気分です。今回はトロントでの平
日の生活について紹介します。
朝食はトーストかシリアル(コーンフレーク)を食べ、学校に向かいます。ホーム
ステイ先は地下鉄の駅のすぐ近くですので、地下鉄を使って通学しました。駅で
は平日 metroという新聞を無料で手にすることができます。(写真1:5日間だけ
でしたがルームメート:上海出身の英語教師)
午後は2時から4時までで、火曜日はあるテーマについて自由に会話、木曜日
は文法や発音などについての講座があり、クラスを超えて受講することができま
した。水曜日は最初の2週間の授業を持っていただいたMarijke先生の授業で、
日本から一緒に来たメンバーのみの、英語教育、論文の書き方についての授
業でした。
学校は9時から始まります。午前中9時から1時までで、11時ごろ20分の休憩
あります。授業は、Speaking(話す)とListening(聞く)の会話を中心とした内容
で、月・水・金の基本クラスと火・木の重点クラスに分かれています。基本クラス
はレベルでクラスが分けられ、重点クラスは内容を生徒が選択できます。
私はBusinessEnglish(ビジネス英語)を選択しました。担当の先生も違います。
クラスは日本、中国、台湾などアジア系出身者が多かったですが、ブラジル、
ベネズエラ、スイス、イラン、トルコ、サウジアラビアと国際色豊か。こんなにいろ
いろな国から来た学生と一緒に学ぶ機会はそうないですよね。職業も大学生から、
弁護士、銀行員、会計士、英語教師等、様々です。
机の配置はコの字型。ペア、2〜4人の小グループに分かれての活動が多く、
ListeningとSpeakingが鍛えられました。いつも同じメンバーではないので、ほぼ
全員と接する機会が多くあり、クラスはとてもいい雰囲気でした。
(集合写真は基本クラス、授業風景は重点クラス)
 
お昼はホストマザーお手製のサンドウィッチと果物。売店でスープなどを購入して、
ロビーで食べました。授業の後は、宿題、Quizという名の小テストがあり、図書館
で勉強。夕飯は、ホストマザーがフィリピン出身ということもあり、ご飯や煮込み
料理が多かったです。料理が上手でおいしかったです。ルームメイトもしくは一
人での食事です。夕食後は、宿題に追われる日が多かったです。
夢のような生活が終わり、今はオタワです。これからは英語教育について、学び
ます。英語を楽しみながら、元気でやっています。では、みなさん、お元気で。
上野朋子
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